「コーヒーのせいで僕らはこんなに貧しい生活をしなければならないんだ!」
エチオピアのコーヒー産業に携わっている家族の声。この叫び、一番心にひびきました。
ちょっと前に映画で放映されてた「おいしいコーヒーの真実」がやっとDVDで観れるようになり、先日栗栗珈琲スタッフ一同で観ました。エチオピアの現状、ひどかったです。
エチオピアのコーヒー産業に変化をだしていこうと頑張っている関係者はコーヒー豆生産者に一杯のコーヒーの値段を教えていました。生産者の皆さんは知らない状況だったんですね、コーヒー一杯の値段を聞いて驚いていました。
さらに、そのエチオピアコーヒー関係者は言っていました。「コーヒーの生豆から一杯のコーヒーができるまで必要以上に様々な業者が携わっている。それらを無くし、もっと直接に取引できたら生産者への還元はもっとできるはずだ!」と。 確かにそうだと思います。「ダイレクトトレード」って最近よく耳にします。直接農園等で焙煎業者が取引をするという事。生産者の為のそういった取引は大賛成だと思います。
私、恥ずかしながら、10年くらい前の大学時代、経済学部流通学科で勉学に励んでおりました。まさにこういった流通状況、流通系列化の為に適切な物の値段ではナイ!と日々講義で聞いていました。それは消費者を第一に考えた背景での講義でしたので「我々消費者はもっと安く物を購入できるようになる!」といった講義内容でした。たしかにそうですよね。
コーヒー豆を例に挙げて記載してみましたが、生産者と消費者、共々よく考えた上で流通していく様を見直す必要がありますよね。
コーヒー好きな方ならともかく、色んな面でためになる内容の映画でした。
最後に、我々が携わっている「デザイン」という業種、流通の間に無かったら、物の値段って結構変わるかもですね。。。
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